サビ残の避け方①~残業時間の単位~

 サービス残業を避けて働く上で大事な条件は「給与計算に含まれる勤務の時間を100%事実に即して登録できること」である。法律で決められているような当たり前の話だがこれができない企業もなかなか多いのが現状のようだ。「残業時間 単位」で検索をすると法律に違反する可能性が大きいことを教えてくれるサイトが多く出てくる。

 筆者の周りの労働環境を聞いていると大手企業やお役所でも定時前も定時後も1分単位で勤怠管理をしているところが全部ではないみたいだ。大体の場合、30分や10分刻みなどの切りのいい時間の単位に勤務時間を切り捨ててその日の残業時間を登録している。例えば△時57分まで勤務し、帰社したとしてもその日の残業は△時30分や△時50分までということになる。1分単位での残業は登録されない。

 このような日ごとの残業の登録に単位が決められている職場の場合、一日ごとのサビ残は分単位でも月単位で集計すると数時間分のサビ残をしていることになるだろう。このような働き方を避けるにはどうするべきなのか。どのような残業時間登録をしているのか働き始める前に知ることが大事である。

 とは言っても企業の採用担当に「日ごとの残業時間の登録に単位がありますか」と聞いても正直に、「10分単位ですよ」とか「うちは30分単位ですね」と答えるところは珍しいはずだ。上の段落でも述べた通り、法律上はサビ残なんて認められていない。日ごとの勤務時間の登録が分刻みでないことは法律違反の可能性大なのだ。働き方の魅力をアピールする場で法律違反の可能性大な働き方を正直に告白する企業は少ないだろう。

 できることならば制度やシステムを訪ねるのではなく実績を教えてもらうのが一番だ。ある日のうち、5で割り切れない分数で日ごとの残業時間を登録している人の割合を教えてもらえれば心強い。0~59分の中で5で割り切れない分数で退勤する可能性は48/60=4/5。仕事の切り上げ方がランダムで人それぞれだとすると丁度良く5分刻みの時刻で退勤する可能性は20%くらい。切りの悪い時間に退勤する人の割合が80%を下回っていたら日ごとの残業時間の登録に何らかの区切りが決められているかもしれない。

 しかし、このような質問をすることは「シロサガシの注意点」で説明したように企業にとってのあなたの魅力を損なうことになりかねない。「シロサガシの注意点」でも述べたことと同じ結果になってしまうがシロサガシでは企業側から見たあなたの魅力を損なわずにこの情報を手に入れる手段を提供する予定だ。このサイトが多くの人の目に触れるものになるまで待っていてほしい。

 日ごとの残業時間登録に1分以上単位があったという体験談・エピソードを持っている方がいたらぜひコメント欄に書き込んでいってほしい。その際、具体的な企業名を挙げることは企業の名誉を傷つけることになるので控えよう。

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